コウノドリにはまっています。
「原作は、鈴ノ木ユウが描くヒューマン医療漫画。1児の父である原作者が、わが子の出産を通して知った「命」の現場。─赤ちゃんが無事に生まれてくることは当然ではなく、実は妊娠・出産にはさまざまなリスクや危険があること。元気に無事に赤ちゃんが生まれてくることは奇跡の連続であること。そして「命」の現場ではさまざまな葛藤があること。決して大げさではないリアルな産科医療の現場を描き、男性誌では異色の産婦人科が舞台でありながら、累計部数100万部を超えるヒット作となっている。」
↓
ということで、毎回涙なしでは見られないのです。
で、何話くらいだったか、早産で小さく生まれた赤ちゃんの回があって、その規準が「2500g未満」と言っていたのが気になった。(なんかざっくりな表現ですみません)
わたし、いまでこそこんなに大きいんですけど、2360gで生まれたんですね。予定日よりも3週間くらい早く。だから、うまれたあと大変だったのかなーと思って(気になってるくせにざっくりww)
母にとって、私の出産は初産でしたし、まさかの3週間早くわたしが「もう出る!」っていっちゃったもんで、家族にとっては超絶フェイントなわけですよね。家には当然祖父母も父もおらず、祖父が帰ってきたら母が玄関でうずくまっていたっていうのは聞いたことがありました。
ということで、母に電話してみました。
イ:ねー、おかあちゃん、わたしってさー、小さく生まれたじゃん
母:うん、2460gだったね
イ:いやちがう、2360なんだけどさ、わたしって小さかったじゃん、なんか保育器とかはいったりしたの?
母:ううん、ぜんぜん。
イ:あ、そうなんだ。いやね、なんかコウノドリ最近みてて2500g未満は小さいっていってたから、気になって。3週間も早く生まれたじゃん。だから大変だったのかなーとおもって。
母:あ、そうだったっけ?そんなに早く生まれたんだっけ?うーん、全然気にしてなかったわぁ!(わら
イ:あ、そっか・・・
(終了)
楽天的。なるようになれ主義。てかなるようにしかならない。生きてるだけでまるもうけ。笑顔でいられたら万々歳。な母の真髄を見た気がしました。
何年か前の書初めは、「逆境を楽しむ」だった母。
わたしが人生で一番しんどかった時も「もう終わったことなんだから、ぐちぐち言ったってしょうがないでしょ」とケロッとしていた母。
でも、こっそり送ってくる手紙で「なにがあってもイチエの味方だから」と書いてくれる母。
こんな母に育てられたわたしは、小さく生まれたことなんか思い起こさせないくらいに大きくなり、面白おかしい人たちと毎日過ごしながら、めっちゃ健康に生きています。
落ち込むこともあるけれど、わたしは元気です。
なんかいい感じで終ったので、このへんで。